アンバサダーならログインして『いいね!』 すると ポイントがもらえるよ!コメントも出来るので、みんなで盛り上げてね!

人事・コジマ目線 ytvのひとたち⑦朝の人気番組「す・またん!」の総合演出・髙橋史(たかはしふみと)さん

2022.11.25

©ytv

人事の小島です。
これまで20年間、報道局に所属し、ten.の「コジマ目線」でニュースを解説してきました。
今は人事局で、現場の仲間たちが思う存分、活躍できるようお手伝いをしています。
みなさんが応援してくださっている「ytv」の人たちを、「コジマ目線」で紹介していきます。

今回は、ytv朝の人気番組「す・またん!」の総合演出、髙橋史(たかはしふみと)さんです。

©ytv

コ) どんな仕事をしているんですか

髙橋) 「す・またん!」にはディレクターが70人いますので、彼ら、彼女らと向き合いながら、VTRや企画コーナーの方向性を決めて、より楽しく、わかりやすく、番組のクオリティを管理するのが仕事です。
僕は、ディレクター一人一人がやりたいことを否定しないことにしていて、個性を生かすためにはどう声をかけたらいいのか、を考えています。

コ) 「否定しない」というのはどういうことですか?

髙橋) 僕は入社してすぐに「す・またん!」の担当になったので、この番組にテレビのイロハを教えてもらいました。
当時、出演していた辛坊治郎さんが「番組作りは才能の総和だ」と言われたことがあって、このことばをずっと大事にしているんです。
「す・またん!」は日によって出ている個性が違って「日替わり弁当みたいだ」といわれることもあるんですが、辛坊さんには「この帯番組にはこれだけのスタッフの才能が集まっているから、すごいエネルギーがあるんだよ」と言われました。
総合演出の僕がスタッフを否定して、自分の形にするのは間違いなくマイナスになると思うので、全員の持っている力の100%を引き出して、その総和として番組を作っていくことが僕の仕事だと思っています。

コ) うまくいっていますか?

高橋) スタッフは8割がた僕より年上ですが、僕が誠意をもって向き合って「こういう番組にしたい」といったら理解してくれます。最近うれしかったのは、若手のディレクターが初めて長いVTRに挑戦してくれたことです。彼は名探偵コナンが大好きで、「コナンの企画をやりたいです」というので、一緒に考えたら、彼にしかできないVTRができました。「楽しかったです。また企画出します」と言ってくれたので、また「才能の総和」が大きくなったなと思っています。

©ytv

忙しい朝の時間帯。みなさんに見てもらう番組を作るのには特別な工夫があるそうです。それを少しだけ教えてもらいました。

髙橋) 調べてみると、朝番組は、長くても30分しか見られていないことがわかりました。「ミヤネ屋」や「ten.」とまったく違うところです。だから「す・またん!」は30分の中に、エンタメもニュースもスポーツも企画も入れて、1サイクルとするようにしています。
ニュースも、画面を一瞬見ただけで、その朝知っておかないといけないことを理解できるようにしないといけないので、夜中からCGやマルチモニター(出演者の間にある大きな画面)を一生懸命作りこんでいます。とても手間がかかりますよ。

コ) 「す・またん!」のオンリーワンの特徴ってなんでしょうか?

高橋) ぼくは「す・またん!」は「雰囲気」で勝負すべきだと思っています。
「す・またん!」は本当に台本がない番組です。予定調和ではなく、ぎすぎすもしていない、出演者同士の距離感とか、画面から出る空気が視聴者の皆さんをつかむと僕は信じているんです。朝から「触れたいな」と思うような空気が、「す・またん!」とほかの朝番組との違いだと思います。

©ytv

510分に始まる早朝番組、どう体調を管理しているのでしょうか。

高橋) お酒を毎日飲むのをやめました。僕、むちゃくちゃ飲むんですけど、放送前日は飲まないので、今、飲むのは金曜と土曜だけです。寝るのも仕事だと思っています。頭がさえないとVTRを見ていても大事なことに気が付かなかったり、突発的な出来事にも頭が回りません。
毎日、放送が7時半に終わると、反省会をして、翌日の打合せをしたりして、正午ごろにいったん家に帰ります。家で「ミヤネ屋」を見て夕方リモートで打合せをして6時ごろに仕事が終わります。そこからご飯を食べて子どもとお風呂に入って8時に寝ます。翌日も1時に起きて2時に出社ですから、5時間睡眠ですね。

コ) しんどくない・・・?

高橋) 正直、しんどいです・・・。でも自分が育ててもらった番組なので、感謝の気持ちでやっています!

そんな合間にも心を癒されるひと時があります。高橋さんの「推し」を聞きました。

高橋) 昼間に帰ると子どもも幼稚園に行っていたりして誰もいません。唯一、待っていてくれるのが、娘が祭りで掬ってきた金魚です!餌もこだわっていて、完全な設備で一匹だけで飼っていたらめちゃめちゃ大きくなりました。毎日、「金魚が待っているから早く帰ろう」と思って帰るんです。

コ) ・・・名前を付けていたり?

高橋) 「きんちゃん」です!午後は僕が一番早く帰るので、「ただいま」「ごめんな、待たせたな」「おなかすいたな?」と話しかけながらお昼ご飯をあげています。
金魚は頭がいいので寄ってきますよ。虎谷アナも金魚を飼っているので、毎朝、金魚の話で盛り上がってます!

©ytv
©ytv
【こだわりのビオトープ型水槽と「きんちゃん」(体長13センチ)】

こうして心と体を整えながら、早朝から笑顔をお届けしています。
みなさんも「す・またん!」の空気に触れて、ごきげんな朝を迎えてください!

©ytv
この記事をシェアして、お友達や知り合いにも広げて下さい!
  • Twitter
  • facebook
  • LINE

コメント

コメントは管理者が確認しますので、表示されるまでにお時間を要します。
また、入会規約に反する表現等が含まれるコメントは表示されない場合もあります。

公開されているコメントはありません。