【人事コジマ目線】ytvのひとたち①報道・宇佐美彰さん
2022.07.26
人事担当の小島です。
これまで20年間、報道局に所属してきました。
大阪府警、大阪府庁、京都支局などで担当取材班のキャップを担当したり、「ミヤネ屋」で番組デスクを経験。その後4年間、パリ特派員として赴任し、パリ同時多発テロや移民問題、気候変動問題のパリ協定交渉などを取材しました。帰国後、解説委員として「ten.」や「す・またん」などに出演。「コジマ目線」でニュースを解説してきました。
今は人事局で、現場の仲間たちが思う存分、活躍できるようお手伝いをしています。
これからはみなさんが応援してくださっている「ytv」の人たちを、「コジマ目線」で紹介していきますのでよろしくお願いします。
一回目は私が長く勤務した報道局。そのど真ん中で指揮を執る「Aデスク」という仕事です。
報道局の宇佐美彰さん。
愛知県大口町出身で2004年にytvに入社。報道歴は16年です。
今年6月から「Aデスク」をしています。
コジマ(以下コ) そもそも「Aデスク」のAってなんですか?
宇佐美(以下宇) 「アサイン(=割り当て)」のAだって聞きました。一言でいうと取材を指揮する人。基本的には最後の責任を負う立場だと思っています。
最近では7月に奈良市で起きた安倍元首相銃撃事件でも取材を指揮しました。
コ) 事件のときはどんな様子だったんですか?
宇) ちょうどお昼のニュースが終わったときに一報が入ってきて、思わず手元に置いてある一斉連絡用のマイクをもって「空いている記者とカメラマンは全員出動!!」と叫びました。私は次の日の朝、ご遺体が病院を出るまで取材を指揮していました。
コ) 歴史に残る大事件でしたね。
宇) 発生当日の夜に容疑者の家の家宅捜索があったのですが、現場の記者が慌てたような声で「爆発物があるから退避するように、警察から求められている」と報告してきました。退避したら、極めて重要な取材ができません。でも記者の命には代えられないと思い、退避を指示しました。命の選択を迫られるようで、決断の重さに身震いがしました。これがAデスクの仕事か、と思いました。
コ) どんなことを考えながら指揮をしているのですか?
宇) 最近読んだ本に「お前はお前の部下になりたいか」という一節があって、メモしました。自分が自分の部下だったら自分のいうことを聞いて喜んで働きたいかどうかを考えるようになりました。
悩みながら、仲間との信頼関係の元、ニュースと向き合っている宇佐美デスク。
最後にアンバサダーの皆さんがytvを「推し」てくださっているのにちなんで、最近の宇佐美デスクの「推し」を聞いてみました。
宇) キャンプです!やることはいつも同じなんですけど、友人とあちこちのキャンプ場に行って、バーベキューをして、焚火を見ながらお酒を飲むんです。
コ) 何がそんなにいいんですか?
宇) 仕事では情報に囲まれて常に何かに追われているので、自然の何もないところでボーッとすることに喜びを感じるようになりました。
大自然の中でリフレッシュして、また社会の様々な出来事に向き合います。
ytvニュースの裏側では、宇佐美デスクをはじめ多くの人たちが奔走しています。
ぜひ引き続き応援してください!!
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