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放送業界を目指す大学生を応援するプロジェクトが始動! 2月11日、ytv本社でワークショップを開催

2024.02.14

©ytv

★関西の7大学の放送部員達がワークショップに参加!

 2月11日、ytv本社に関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学、大阪経済大学、京都女子大学、神戸大学の放送研究会などに所属する学生のみなさんが集まりワークショップが開催されました。

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 今回のワークショップは学生がプロから学ぶという目的のほか、3月3日(日)に大学の放送局や放送研究会ごとに20分のトーク番組を作るということが決まっています。

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 そのため、集まった参加者は、ミキサー部門、ディレクター部門、アナウンス部門2クラスの4チームに分かれ、それぞれのチームの講師を業界のプロが担当。ミキサー部門は、ytvの番組を多く担当するytv Nextryの中山直人さん、高田哲也さん、河喜多正悟さん。ディレクター部門は、『朝生ワイド す・またん!』や『かんさい情報ネットten.』などの企画や構成を担当するディレクターの鍋谷直輝さん。アナウンス部門は2部制で萩原章嘉と中谷しのぶ、山本隆弥、足立夏保、の各アナウンサーが指導します。

★それぞれの部門で基本を学ぶ!

<ミキサー部門>
 ミキサー部門は、ニュース情報番組の最初のニュースと天気予報の模擬放送を体験しました。参加者それぞれが、ミキサー、音出し、キャスターを順に担当。

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 用意されたYAMAHA MGP12Xというプロも使用する機材を使い、ミキサーの基本を学びます。

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 ミキサーを担当することで、大きさや高さなど2名のキャスターの声のレベルを合わせることやBGMを入れるタイミングや絞りかたなど、一連の作業を実際に体験。音出しやキャスターなど、全員がそれぞれの役割を体験することで、機材の扱い方はもちろん、スイッチやつまみの意味などが身に付いたようでした。

<ディレクター部門>
 ディレクター部門では、講師である鍋谷さんの学生時代の活動や放送作家になった経緯などから、現在どんな仕事をしているかなど、プロの現場について解説。

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 鍋谷さんが出演番組の多くを手がける辛坊治郎さんとの出会いやその後のエピソードも話してくれました。また、全国ネットのバラエティ番組のADに潜り込んだ大学生時代の話なども。その後は、参加者が自己紹介を兼ねつつ、昼の校内放送をやっているなど、現在の部の活動状況などを報告。

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 鍋谷さんが実際に番組で使用しているキューシート(放送進行の資料)や資料などを見ながら解説。その後は、質疑応答の時間に。参加者からは、学祭での番組作りや学校への許可どりについてなどの相談があり、それに対するアドバイスに聞き入る姿が見られました。
また、出演者とのコミュニケーションの大切さについての話にも時間が割かれました。

<アナウンス部門①>
 2チームに分かれたアナウンス部門①では、山本アナと中谷アナが担当。まずは、「情景描写だけでなく、現場のニオイなど"五感"で感じたことを伝えることが大事」という山本アナが現場リポートについてレクチャーしました。

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 中谷アナは、"人生の恩人"をテーマに山本アナに5分間インタビューをするという課題を出します。

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 配られた山本アナの資料を元に参加者が質問内容を考え、代表者が実際に山本アナにインタビューを実践。そのあとに中谷アナが、良かったところや、これからの課題になりそうなポイントを伝えます。「インタビュー時の言葉選びやボキャブラリーを増やすためには?」というインタビュー後の参加者から出た質問に、山本アナは「本とかを読みなさいということが多いんですが、テレビを観て"いい言葉だな"と思ったことをメモする」とアドバイス。

<アナウンス部門②>
アナウンス部門②は、アナウンス歴39年目の萩原アナと2年目の足立アナが担当。「誰に聞かせるかがとても大事です」というフリートークについてのワークショップになります。

 参加者は、3名1組になって、5分間のフリートークをします。各チームは少しだけ与えられた事前打ち合わせを経て、順番に5分ずつフリートークを開始。

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 終わったあとには、「3人のトーク配分を同じぐらいにしたかった」や「3人だとどこで(トークに)入っていいかわからない」など、参加者がひとりずつ手応えや感想を発表し、それに対してひとつひとつ萩原アナがアドバイスを加えていきます。

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 全チームのフリートーク後に、足立アナから「自分の好きなもの。自分の地元。それだけは誰にも負けないくらいしゃべれる知識を持って磨いて話せるようになったらいいと思います」との言葉が。さらに「普段の生活では口角を上げてしゃべることだけ意識する。それだけでも変わってくると思います」と、日々の生活でもアドバイス。

 カリキュラムの終了後には、学生から「今まで使っていた機材のことがより深くわかった」(ミキサー班)や、「3月3日に向けて、きっかけがつかめた」(ディレクター班)、「なにげなく話すのではなく、伝えるということを意識することを学びました」(アナウンス班)などの声が聞け、参加者それぞれが、知識やテーマなどを持ち帰ることができたようでした。

★ノウハウを持つ自分たちが、学生たちの背中を押したい!

 今回のワークショップを企画したのは、読売テレビアナウンスセンター 大田良平アナ。きっかけは、接点ができた大学の放送部員の話から。
コロナ禍で部活動が休止状態になってしまったことから、各大学の横の繋がりなどが弱まっている状況に驚いたそうです。
 特に、多くの部が先輩から後輩への技術の継承が行われていないことを知ったことから、放送技術のノウハウを持つ自分たちが"プロの視点で教えたい"と決断。各大学に足を運ぶなど、直接連絡を取り、ワークショップを計画しました。

★ワークショップの成果は33日、ytv本社で!

 そんな、ワークショップを体験した大学生たちが参加して、「20分間のトーク番組を制作!」をテーマにコンテストを開催します。各チーム、しゃべり手は大学生2人とYTVアナウンサー!ぜひ、ytvアンバサダーの皆さんに「審査員」として参加していただければと思います。これからのテレビを担う学生たちの奮闘ぶりを、厳しく、楽しく、優しい目線で審査をしていただければと思います。

【募集要項】
開催日時:3月3日(日)12時30分集合【所要4時間程度】
開催場所:ytv本社(大阪市中央区城見1-3-50)

※必ずご参加いただける方のみご応募ください。
※同伴可能です(未就学児不可とさせていただきます)
※当日身元確認のため、身分証明書をお持ちいただきます。

〇参加大学
関西大学 関西学院大学 同志社大学 立命館大学 大阪経済大学 京都女子大学 神戸大学
〇ytvアナウンサー
足立夏保 大野晃佳 西尾桃 渡邊幹也(予定) 

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