リーディング劇『ムーンライト・セレナーデを聴きながら』 リハーサル 取材レポート!
読売テレビがプロデュースするリーディング劇が大阪と豊岡で上演されます。
物語は、知られざる関西の偉人・斎藤隆夫をめぐるタイムリープ青春ストーリー。
9月14・15日の豊岡、9月21・22日の大阪での公演を前に読売テレビ本社で行われた立ち稽古をytvアンバサダー取材班が見学してきました。
今回の公演は、役者のみなさんが、座ったまま本を読み上げるだけでなく、舞台のように動きながら演じる、朗読劇と演劇をミックスしたような作品になります。
動きがあるので、立ち稽古でもそれぞれの情感が伝わってきます。
★キャスト&スタッフに見どころを聞きました!
主役の村上柾紀を演じるのは『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日)などで知られる藤林泰也さん、またヒロインである斎藤愛子を『超無敵クラス』(日本テレビ)に出演する崎本紗衣さんが演じます。
また、豊岡市が生んだ政治家・斎藤隆夫を9月6日に最終回を迎えた話題のドラマ「笑うマトリョーシカ」(TBS)や、「三ツ矢先生の計画的な餌付け。」(MBS)に出演中の丸山智己さんが演じます。
この3名に見どころや意気込みをうかがってきました。

84年前のことってボクもまったく知らないことなのですが、(豊岡市出石町にある近畿最古の芝居小屋)出石永楽舘で朗読劇を通して少しでも情景が伝わって、今の豊岡に繋がっているんだなぁと感じていただければ、若い子はもちろんなんですけど、お父さんお母さん世代の方もまた新たな学びになるんじゃないかと思います。

(この作品の舞台となる)1940年代、世の中の圧力が強いなか、愛子さんという意志の強い女性がいたという事実と、揺るがない芯を持ってる女性のかっこよさを感じてほしいです。演じている自分自身も勇気をもらっているので、みなさんにも(劇を)見て勇気を持つ気持ちを持って帰ってもらえたらうれしいです。

(映画やドラマ、芝居など)今までいろいろやって来ましたが、リーディング劇だけど動きがあるっていう芝居は初めて。未知の領域で手探りの部分もありますが、すごく新鮮でワクワクしています。

作・演出の岡本浩一(ytv)は、「(斉藤隆夫は、)子供ころから知っていた人物だったんです。10年以上前からちょっと興味を持って、彼の自伝や日記を読んだりしていつかは...と思っていました。今回、豊岡演劇祭だったらこの物語を観てもらえるのでは、と思って作り始めました。ぜひ、お越しください」と、全国的には知られていませんが、今の日本の礎となった人物への熱い思いを語ってくれました。
また、共同演出の平田オリザさんは、「やはり、出石の永楽館で斉藤隆夫先生の作品を出石出身の岡本さんの演出でやるという、出石愛あふれる作品ですので、ぜひ兵庫県、そして関西の方に楽しんでいただくといいなと思います。出石はそばだけじゃないんですよ(笑)」。と劇と出石への愛を伝えてくれました。
ご興味を持たれたアンバサダーの皆さん是非観劇してください!
リーディング劇 『ムーンライト・セレナーデを聴きながら』
◆豊岡演劇祭公演
日時/2024年9月14日(土) 13:00、16:00
9月15日(日) 11:30、16:00
会場/出石永楽館(兵庫県豊岡市出石町柳17-2)
料金/前売一般:3,500円/当日一般:4,000円
◆大阪公演
日時/9月21日(土) 13:00、16:00
9月22日(日) 13:00、16:00
会場/読売テレビ 10hall(大阪市中央区城見1-3-50)
料金/前売券:4,800円(自由席・税込)
当日券 5,000円(自由席・税込) 会場販売 現金のみ
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